私はそんなに音質にこだわる方でもなかったので、イヤホンはずっと安物を使い続けていたのですが、ちょっと前に最近の製品を使ってみて、あまりの違いにびっくりしました。
それから、いくつかの商品をお店で試してみたり、実際に買ってみたりして、最終的にBoseの製品がしっくりくるという結論に至りました。
ところが、Boseの製品にもいくつか種類があり、どれを買うかとても悩みました。
今回はそれぞれの商品を実際に使ってみた感想と、比較結果を紹介したいと思います。
Bluetoothイヤホンを買った目的
通勤用
通勤用のイヤホンは電車の中で使うこともあり、ノイズキャンセリング機能のあるものが理想です。
また、音漏れは遠慮したいため、カナル型というのも絶対条件です。
Boseのイヤホンはすべてカナル型なので、その点は問題なかったです。
通勤以外でも、比較的のんびりと長時間使うことも多いため、バッテリーの持ちも重視しています。
ランニング用
Apple Watchを買ったのをきっかけに、ランニング時にもイヤホンを使うようになりました。
ランニング時に身に着けるので、軽量タイプ、欲を言えば完全ワイヤレスタイプが理想です。
ノイズキャンセリング機能については意見の分かれるところですが、私は重視していません。
ランニング中に外部の音を遮断するのは必須でもない気がしていて、それどころかむしろ危ないんじゃないかと思っています。
それよりは使い勝手の良さを重視することに。
後は普段使っていたイヤホンが強風の中だと何故か風切り音で全く音楽が聞こえなくなってしまい、これってランニング中も似たようなことにならないか…?とも思い、ノイズキャンセリング機能の有無は気にしないことにしました。
この風切り音の件って、商品次第なんでしょうか。
ノイズキャンセリング機能をOFFにすると大丈夫だったので、ノイズキャンセリング機能が悪さをしているのは間違いないのですが、メーカーによっても違うのかもしれません。
各商品の特徴
Bose QuietControl 30 wireless headphones
一番使用しているイヤホンがこれです。
音質はもちろんのこと、ノイズキャンセリング機能も秀逸で強さを自由に選択することができます。
ネックバンドでバッテリーもそれなりに搭載されているため、一度の充電で10時間程度はもちます。
一方で、ネックバンドタイプのため、ランニングには向きません。
夏場の汗をかく時期にもちょっと煩わしく感じてしまうかもしれません。
ネックバンド自体は非常に軽く、着け心地も良いです。
Bose SoundSport wireless headphone
ランニング用に愛用しはじめたのがこちらです。
最初はちょっとイヤホン本体部が重そうに見えたのですが、身に着けてみると非常に安定感があり、走っていてもだんだんとずれてくるなんてことは全くありません。
ケーブルには小型のクリップがついているので、ウェアの襟にとめておけば仮にひっかかって耳から外れたとしても安心です。
バッテリーは6時間程度持つので、ランニング用としては十分です。
ノイズキャンセルはないものの、イヤーピースがしっかりとフィットするため、遮音性は結構良いです。
ただし、長時間つけていると本体の重さが若干気になってきて、少しイヤーピースと接触している箇所が痛く感じる時があります。
その点、前段で紹介した「Bose QuietControl 30 wireless headphones」は電池がネックバンドにあるためか本体が軽く、耳が痛くなることもありません。
Bose SoundSport Free wireless headphones
上記の「Bose SoundSport wireless headphone」の完全ワイヤレス版です。
若干バッテリーの持ちが低くなっていますが、それ以外は同じと考えて良いです。
こちらの商品はケーブルがない以外は「Bose SoundSport wireless headphone」と同じと考えて問題ないです。
ケーブルがないことで、ランニング時にも非常に快適です。
正直、「Bose SoundSport wireless headphone」とこちらのどっちを選ぶかは、好みの問題でしかないと思います。
私はケーブルありの方が、人と話すときやお店のレジにいくときに、ちょっと外して首にかけておくことができるので良いかなと思いました。
また、これの前に試していた完全ワイヤレス型のイヤホンをランニング中に落とし、探すのにちょっと苦労したということもあり、ケーブルありを選びました。
ケーブルなしの方が邪魔にならないのは確かですし、Boseの製品は本当に安定して装着できるので、ランニング中に落ちるなんてことはほとんどないと思います。
おわりに
Boseの3商品を比べてみましたが、どれも音質については文句なしです。
ワークアウトでの利用が前提であれば、「SoundSport wireless headphone」もしくは「SoundSport Free wireless headphones」が間違いなくおすすめです。
ケーブル付きの「SoundSport wireless headphone」であれば、ちょっとはずして首にかけておくこともできるため、買い物や通勤の普段使いにも適しています。
一方で「Bose QuietControl 30 wireless headphones」はノイズキャンセリング機能が非常に強力で、どっぷりと音楽に集中したい人にとっては最適な選択肢となるでしょう。
結論をまとめると
ワークアウトを重視 | Bose SoundSport Free wireless headphone |
どちらでも仕様 | Bose SoundSport wireless headphone |
普段使いを重視 | Bose QuietControl 30 wireless headphones |
といった感じです。
今回はBoseに絞って紹介しましたが、お店のイヤホンコーナーにいけばびっくりするくらいの商品があります。
もちろんAirPodsも試したのですが、やはりBoseの音質が優位でしたし、カナル型でないというのも先駆しなかった理由のひとつです。
後はなんだかんだでイヤホン本体で音量や曲送りの操作ができるのは便利ですよね。
AirPodsは音声操作が前提なのでちょっと電車の中では使いづらいような気がしました。
※Apple Watchがあれば何の問題もありませんが…!
ちょっと話が逸れましたが、Boseのイヤホン比較は以上になります。
この記事がどのモデルにするか悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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