FTSE100が大幅下落!価格下落時の最適解とは

株価指数CFD

12月に入ってからFTSEが大幅に下落していて、執筆時点(2018年12月22日)で6,721と、2年ぶりの安値となっています。

FTSE100に限らず、日経平均、NYダウも同様に下がっていて、株価市場全体が弱気になっていますね。

既にポジションを持っている人は不安になっているでしょうし、これから投資しようとしている人はどのタイミングで買うか悩んでいるかと思います。

正直、タイトルに見通しなんて書きながら、相場を読むことは難しくて将来のことは分からないのですが、今置かれている状況を見てみると、

  • 既に積み立てている人は焦って売らずに様子を見た方が良い(設計の範囲内)
  • 既に積み立てているけど設計以上の下落が起きている人はロスカット前に売った方が良い
  • 新規に積立を始めようとしている人はもう少し待った方が良い

と言えるかなぁと思います。

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足元の状況

この一週間(2018年12月17日~21日)で、世界的に株価が下落しました。

その要因と言われているのが、

  • 米国の利上げ
  • 米中関係の悪化
  • 米国政府機関の一部閉鎖の可能性

です。

どれも米国の事情で完全にとばっちりじゃないか!と思いますが、まあそういうものです…

特に米国の利上げについては、完全に織り込み済みでもあったにかかわらず、今後の金融引き締めに対する慎重な意見がなかったため、市場が反発した形です。

言い換えれば、政府に対して政策を要求する相場ということです。

2018年12月21日には、下値もいったん落ち着いたので、年末にかけては若干戻るかもしれませんが、米中の関係悪化による実経済への影響は2019年頃からあらわれてくるとも言われており、今後の相場がどうなるかは不透明です。

FTSE100の株価指数CFDの状況は

現物とCFDの価格差の縮小

この時点ではまだ何とも言えませんが、今までの現物株とCFDの価格差が縮まっているような気がします。

次のグラフを見てください。

ちょっと見づらいのですが、現物のグラフの右端は直近日の21日に少しだけ上昇しています。

一方で株価指数CFDの価格は100近くの大幅下落。

12月に同じような状況が何度か起きていてなんでだろうと思っていたのですが、今ではこれって結局上方に乖離しすぎていたCFDの価格が適正な水準に戻っているだけなのではと踏んでいます。

現物が下落しているのにCFDはほとんど下落していないようなこともありましたからね。

そう考えると、現物の下落はひと段落したとしても、CFDももう少し下落する可能性があるのではないかと思います。

Brexitの影響

来年はBrexitが控えており、英国経済固有の不安要素もあります。

現状、英国とEUの離脱合意案が英国内の議会で可決される見通しが立っておらず、このまま合意なき離脱になってしまうのではないかということで、11月頃からFTSE100の上値が重い状態になっています。

現状の株価はBrexitを織り込み済みと言われていますが、それはあくまで合意したうえでの離脱であって、2019年3月29日までに離脱案を合意できなければ、FTSE100の下落は避けられないでしょう。

結論

既に積み立てている場合

設計の範囲内の下落である人

この数日でFTSE100は大きく下落していますが、数字にすれば450ポイントくらいで、6%くらいの下落です。

このブログで紹介しているような、3割下落しても耐えられる設計にしているのであれば、後1,500ポイント以上下落しても耐えられるはずですので、まだまだ大丈夫です。

意外と複雑?株価指数CFD積立の考え方
株価指数CFD関連記事のもくじはこちら。前回は株価指数CFDのロスカットについてお話ししました。そこで、2割下落しても耐えられる設計や3割下落しても耐えられる設計といった感じでお話をしましたが、今回はこれをもう少し掘り下げてみた...

CFD1枚につき証拠金を200,000円~250,000円いれているのであれば、ここで狼狽して売るべきではないでしょう。

むしろ設計通り積立をしていれば、安値で購入できるチャンスと言えます。

想定していたリスク以上の下落が発生している人

100,000円につき1枚くらいの設計で投資していた人は、かなり危険ゾーンです。

後500ポイント程度の下落、つまりこの1か月くらいの下落がもう1度あると、ロスカットになってしまいます。

今後も不安定な要素があるので、追加で証拠金を入れる準備ができていないのであれば、この時点で損切りをして、市場が安定してきたところで再開した方が良いでしょう。

追加で証拠金を入れるにしろ、損切りして再開するにしろ、あらためてどこまでリスクを許容するのかを再設計する作業は必須です。

もちろん相場がどうなるかなんて簡単には予想できないので、ここで下げ止まる可能性もあります。

ですが、このブログでは可能な限り博打にならない投資を原則としているので、自分の想定外のことが起きた時は、楽観的にならずに損失を最小限にとどめることをおすすめします。

これから積立をしたいという人

いまはまだ買わないでおきましょう。

価格が下落しているときに始めたいと思うのは当然ですが、正直どこで下げ止まるのかは誰にも分かりません。

それよりも、来年中ごろの、Brexit後の混乱がひと段落した時点から始めるのが良いと思います。

また、12月、1月は配当がほとんどないため、今買っても当分配当を受け取ることはできません。

そういう意味でも、今は口座だけ作って、いつでも変える状態を整えて、様子をみているのが良いです。

おわりに

積立開始時の設計で耐えられない下落が発生している場合は、ロスカット前に損切りしてしまうのが安全策だと思っています。

ですが、損切りして、また後から再開しようとすると、スプレッド分でどうしても損が膨らんでしまいますし、いつ再開するのが良いかなんて誰にもわかりません。

そういう意味でも、投資開始時の設計が非常に大切だということが分かります。

今回の下落で不安になっている人がたくさんいますが、下落率にすれば6%くらいです。

このブログでおすすめしている、30%下落まで耐えられる設計にしていればまだまだ余裕があるのですが、やはり目に見えて評価損が膨らんでいくと不安になってしまうものです。

ですが、基本的に株価指数CFDの投資は評価益で稼ぐのではなく、配当で稼ぐのが目的です。

そのため、どこまで下がるとロスカットされてしまうのかを確認することは非常に重要です。

私が利用している岡三オンライン証券では、ロスカット水準を必要証拠金の50%~100%に設定可能で、このブログで紹介しているようなリスク控えめの設定にしつつ、さらにロスカットをぎりぎりまで回避できるようにすることができます。

岡三オンライン証券 くりっく株365

もちろん、ロスカット水準を低くすれば、ロスカットされなくなる一方で、ロスカットされた時の損も大きくなります。

そのため、設計時は必ずロスカット水準を100%としておいてください。

ロスカット水準が低いのはあくまでおまけの安全策にすぎません。

ということで、株価指数CFDの積立投資はロスカットさえされなければ良いので、価格が下落してきたときは、足元の状況と、ここからあとどのくらいまで耐えられるのかを確認して、追加で証拠金を入れるか、一時撤退するかを検討していきましょう。

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