かなり広い層に浸透してきたルイボスティーですが、ルイボスティーと言えばいわゆるレッドルイボスティーで、グリーンルイボスティーについてはあまり知られていません。
ですが、以前紹介した通り、グリーンルイボスティーは発酵させずに低温で一気に乾燥させるため、発酵させる過程で失われてしまう栄養素が多く残っていて、特にポリフェノールの一種であるフラボノイドは、レッドルイボスティーの10倍以上含まれています。

そんなグリーンルイボスティーですが、製造には特殊な設備が必要であったりと、レッドルイボスティーに比べて値段が高く、商品の種類もそこまで多くはありません。
そのためレビューの数も少なく、どれを選んでよいのか分からないという人も多いと思いますので、私が実際に飲んでみた商品について、比較した結果を紹介したいと思います。
総合的な評価でランキング形式にしていますが、どの商品も特徴があっておすすめできるので、自身の好みにあわせて選んでみてください。
先に結論を言ってしまうと、以下のイメージです。
コスパ重視 | ロイヤルTのグリーンルイボスティー |
バランス(品質、味、コスパ)重視 | がばい農園のグリーンルイボスティー |
品質重視 | H&F BELXのグリーンルイボスティー |
まとめてたくさん煮出したい | 河村農園のグリーンルイボスティー |
妊活に役立てたい | VEGESTORYのグリーンルイボスティー![]() |
近所のお店で手軽に買って飲みたい | |
コスパ&品質重視 | CARMIENのグリーンルイボスティー |
グリーンルイボスティーの選び方
基本的にはルイボスティーと同じですので、ほぼルイボスティー比較の記事の繰り返しになってしまいますが、商品を選ぶ際に気を付けたい点をあげていきます。
有機栽培である
野菜と同じく、有機栽培であるという点には気を使いたいところ。
せっかく健康維持のために飲むのですから、農薬などの心配のない商品を選びたいですよね。
判断方法は単純で、「有機JAS」や「エコサート」のロゴがついているものを選ぶだけです。
これがついていることで、農薬や有機肥料についての厳しい審査を通った商品であることが照明されます。
原産国が南アフリカである
ルイボスティーの元となるルイボスは、針葉樹様の葉を持つマメ科のの一種です。
そして、世界中で唯一、南アフリカのケープタウンの北にあるセダーバーグ山脈一帯にのみ自生しています。
そのため原産国がほかの名前になっているものはやめておいた方が無難です。
とはいえ、南アフリカ以外が原産国となっている商品を見たことはありませんので、念のために頭に入れておく程度で良いと思います。
賞味期限まで余裕がある
ルイボスティーの賞味期限は収穫から2年程度になっていることが多いのです。
ですが、ルイボスティーの成分自体は時間が経つほど劣化していき、その有効期間は1年から1年半くらいと言われています。
そのため、可能な限り新しい商品を選択しなければなりません。
今回紹介する商品はどれも売れ筋のもので回転が良いため、古い商品がいつまでも残っているということはないと思いますが、特に店頭で買う時は注意深く見ておきましょう。
グレードが高い
基本的にグレードが高ければ味も良いですが、値段が高くなります。
後は実際に飲んでみて、自分の好みと相談ですね。
商品によってグレードの呼び方が違って混乱してしまいますが、グレード分けは主に以下の2パターンが多いです。
これ以外の何とかプレミアムとかそういう名称は良くわかりませんが、自称なんだと思います…
試す際に一番重視したのは味、次に値段、次にグレードです。
値段が安い
一度飲んだらそれで終わりというものではなく、長い間続けてこそ効果の期待できるものですので、無理なく続けられる値段でなければ意味はありません。
グリーンルイボスティーは全体的にレッドルイボスティーより高いものが多いですので、長く続けるつもりであれば、パック数の多くて割安な商品がおすすめです。
グリーンルイボスティーおすすめランキング
第1位:ロイヤルT グリーンルイボスティー
第1位はロイヤルTさんのグリーンルイボスティーです。
レッドルイボスティーでも人気のロイヤルTのグリーンルイボスティー、こちらもコストコで人気の商品です。
Amazonで買えるグリーンルイボスティーの中ではも群を抜いたコストパフォーマンスの高さ。
JAS認定を受けた安心の品質を保ちながら他の商品の半分近い値段と、高品質低価格を両立しているのは驚きです。
Amazonのレビュー評価も上々で、名実ともにトップクラスの商品です。
味はグリーンルイボスティーらしくクセの少ないすっきりとした口当たりで、ペットボトルの緑茶のような飲み心地の良さで、アイスにするとものすごい清涼感でごくごくと飲めてしまいます。
値段 | 2,495円 |
パック数 | 160パック |
1パックの値段 | 15.6円 |
1パックの量 | 2.5g |
1gの値段 | 6.3円 |
JAS認定 | あり |
第2位:がばい農園 オーガニック グリーンルイボスティー
第2位はがばい農園さんのグリーンルイボスティーです。
コストとしては中間くらいに位置すると思いますが、味の面ではレッドルイボスティーの香りとグリーンルイボスティーの飲みやすさを両立したような感じで、飲みやすさ重視のグリーンルイボスティーではちょっと物足りないという人にもおすすめできます。
もちろんJAS認定もされており、品質面でも文句なしです。
値段 | 1,000円 |
パック数 | 30パック |
1パックの値段 | 33円 |
1パックの量 | 3g |
1gの値段 | 11円 |
JAS認定 | あり |
第3位:河村農園 有機栽培グリーンルイボスティー
第4位は河村農園さんのグリーンルイボスティーです。
レッドルイボスティーでは不動の一位として紹介していた河村農園のレッドルイボスティーですが、グリーンルイボスティーでは4位となりました。
味としてはすっきり目で飲みやすいという一般的なグリーンルイボスティーの特徴を地で行く感じで、人によってはちょっと物足りないかもしれません。
値段はどちらかと言えば安い方かと思いますし、しっかりとJAS認定もされているので、後は味の好み次第ですね。
他の商品よりもティーバッグひとつあたりの茶葉の量が多いので、一度のたくさん煮出すのであればこちらの商品の方がおすすめです。
値段 | 764円 |
パック数 | 30パック |
1パックの値段 | 25.4円 |
1パックの量 | 3g |
1gの値段 | 8.5円 |
JAS認定 | あり |
第4位:CARMIEN オーガニック グリーンルイボスティー
第5位はCARMIENさんのグリーンルイボスティーです。
カルディでも扱っている店舗があるので、見かけた人もいるかもしれません。
ちょっと値段は高めですが、何よりその品質の高さが特徴で、日本の有機JAS規格はもとより、世界のオーガニック規格であるエコサート認定も受けています。
他の商品に比べて高いとはいえ、これだけの品質を維持しながらもこの値段で抑えられているのも、大容量のまとめ買い用として販売されているからなのでしょう。
コストパフォーマンスと品質を両立した商品といえます。
値段 | 4,980円 |
パック数 | 160パック |
1パックの値段 | 31円 |
1パックの量 | 2.5g |
1gの値段 | 12.5円 |
JAS認定 | あり |
第5位:H&F BELX ノンカフェイン ルイボスティー プレミアムグリーン
第6位はH&F BELXさんのグリーンルイボスティーです。
H&F BELXさんはノンカフェイン専門店で、都内にもいくつか店舗があります。
取り扱っている商品はすべてオーガニックで、
の認証を得たうえで販売しているという徹底ぶり。
こちらの商品は、私が試したグリーンルイボスティーの中で、もっとも苦みや渋みが少ないと感じた商品です。
値段は高い部類になりますが、グレードの高い葉先の部分を使用しているからこそ、クセの少ない飲みやすい味わいになっているのでしょう。
身も蓋もない言い方をしてしまうと、高いだけあってすべてが高レベルという商品です。
値段 | 1,750円 |
パック数 | 50パック |
1パックの値段 | 35円 |
1パックの量 | 2.5g |
1gの値段 | 14円 |
JAS認定 | あり |
第6位:VEGESTORY グリーンルイボスティー
第7位はVEGESTORYさんのグリーンルイボスティーです。
妊活中の女性に人気のあるグリーンルイボスティーですが、その中でも特に評価が高いのがこの商品です。
ですが圧倒的に値段が高いです。
一袋1,700円で、定期購入にすると1,500円になりますが、それでも高いと思います。
味としてはこれといった特徴はなく、誰でも飲みやすい一方で、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
悪く言ってしまうと特徴がないとも言えます。(妊娠中はその方が飲みやすいのでしょうか?)
味は特徴がない一方で、香りはとても良く、リラックスして楽しみにはちょうど良いですね。
妊活中の女性向けをうたっているだけあって、品質チェックの内容をWebページでもアピールしており、特に品質にはこだわりたい妊娠中の女性にとっては、その点がかなりの安心材料になると思います。
値段 | 1,700円 |
パック数 | 30パック |
1パックの値段 | 56.6円 |
1パックの量 | 2g |
1gの値段 | 28円 |
JAS認定 | あり |
第7位:無印良品のグリーンルイボスティー
第8位は無印良品のグリーンルイボスティーです。
店舗でも買えるほか、ネットショップでも購入が可能です。
専門店でないこともあり、値段はちょっと高めですが、全国の実店舗で簡単に買えるグリーンルイボスティーというのが特徴になるでしょうか。
とりあえずグリーンルイボスティーを買って試してみたいというのであれば1袋単位でも買えるので、近所の無印良品で買ってみても良いですね。
値段 | 3,705円 |
パック数 | 100パック |
1パックの値段 | 37円 |
1パックの量 | 1.4g |
1gの値段 | 26円 |
JAS認定 | あり |
この商品ですが、ペットボトルの商品も販売されています。
煮出したグリーンルイボスティーと違って長期間の保存が可能なので、とりあえず冷蔵庫にキープしておきたいという時に買うとちょうど良いかもしれません。
おわりに
いろいろと紹介してきましたが、どの商品も特徴があり、おすすめできる商品です。
簡単にまとめると以下のイメージなので、好みにあわせて試してみてください。
コスパ重視 | ロイヤルTのグリーンルイボスティー |
バランス(品質、味、コスパ)重視 | がばい農園のグリーンルイボスティー |
品質重視 | H&F BELXのグリーンルイボスティー |
まとめてたくさん煮出したい | 河村農園のグリーンルイボスティー |
妊活に役立てたい | VEGESTORYのグリーンルイボスティー![]() |
近所のお店で手軽に買って飲みたい | |
コスパ&品質重視 | CARMIENのグリーンルイボスティー |
栄養面ではレッドルイボスティーよりもグリーンルイボスティーに軍配が上がりますが、美味しく飲めなければ意味がないので、長く続けるという意味でも味の好みを最優先に考えてもらいたいです。
レッドルイボスティーの比較記事も作っているので、そちらも参考にして自分に最もあったルイボスティーを選んでみてください。

この記事が皆さんの理想のルイボスティーを見つける役に立てればうれしいです。
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