最初が肝心!株価指数CFD積立投資のはじめかた

株価指数CFD

これまでは、株価指数CFDについて、積立投資の優位性や注意点について紹介をしてきました。

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今回は、実際に始めるにあたって、どうしたら良いのか、何に気を付けたらよいのかをまとめたいと思います。

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予算

株価指数CFDの積み立て方で紹介したとおり、まずはどのような設計(=どのくらいリスクを取るか)を決めましょう。

その後、予算を考えるわけですが、考えなければいけないのは以下の2つです。

最初に多めに振り込むか

投資実績の紹介でも書いていますが、私の場合は100万まとめて振り込んで、その後、月に1度条件を満たしていれば買うという積立をしていました。

株価指数CFD(くりっく株365)の積立実績
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他に、まとめて振り込んで、さらに最初に多めに買うという選択肢もあります。

じゃあどちらが良いのかというと…もし今が大きく価格が下落しているタイミングと判断できるのであれば後者が良いに決まっていますが、そこからさらに大下落するかもしれませんし、そんなの素人には判断不可能です。

もともと積立投資は、投資タイミングを分散させてリスクを抑えるのが目的ですので、圧倒的に前者をおすすめします。

さらに言うと、別に最初に多めに振り込む必要もありません。

結局それをやってしまうと、最初の1年に投資タイミングがよってしまうので、やはりリスクの分散が薄まってしまいます。

仮に今現金がたくさんあって早く金融資産に置き換えたいという場合であれば、FTSE100以外の株価指数CFD(日経など)の複数に積立投資を行い、積み立てるタイミングで相場を見ながらFTSE100に振り替えていくのが良いかと思います。

また、積立タイミングまでのつなぎは株価指数CFDにこだわる必要もなく、ソーシャルレンディングなどで期間を決めて運用するという手もあります。

どちらにせよ、10年以上の長い目で見た投資ですので、無理に現金を消化するよりも、最初のうちは2か月に1枚買えるくらい積み立て、2年目からは3か月に2枚くらいのペースに…くらいに留めておいた方がリスクは少ないです。

毎月いくらずつ積み立てるか

これは毎月の余剰金との相談ですが、私は月に5万ずつ積み立てています。

1枚につき証拠金を15万円積み立てる設計ですので、最低でも3か月に1枚、1年で4枚積み増せる計算になります。

実際には配当もあるため、それよりもたくさん積み増すことができ、複利で増えていくので、時間が経つほど速度は増加していきます。

詳しくは投資実績の記事を読んでもらえればと思います。

積立投資の性質上、途中で積立額を大きく増減させることはリスクの分散を弱めることにつながるので、無理のない範囲で、長期間継続できる額を毎月積み立てることをおすすめします。

リスクを低めに見積もって1枚につき20万円の証拠金を用意する場合でも、月に2万円ずつ積み立てれば、最初は10か月に1枚追加でき、徐々に配当が増えていき、3年も経たないうちに、半年に1枚くらい追加できるようになります。

この計算ですと、3年後には保持枚数が5枚になり、年間の配当が10万を超えてきます。

5枚ということは証拠金として100万円用意していることになるので、年利10%というすさまじいパフォーマンスになります。

実際にこの計画で投資した場合の推移は以下のグラフのようになります。

青い線が配当相当額の積み上げになりますが、CFD1枚につき、概ね年間2万円ちょっとの配当が積みあがっていることが分かります。

いつはじめるのか

今でしょ!と言いたくなってしまいますが、実際、今で良いんです。

当然はじめるときは価格の下がっているタイミングではじめたいと思うのが人情ですが、正直これから上がるのか下がるのかなんて素人には分かりません。

それよりも、タイミングを待っていて開始が遅れることの方が、よほど損が大きいです。

今でしょ!という理由は、

  1. 開始が遅れるほど複利効果の恩恵にあずかれる期間が短くなる
  2. 10年以上の長いスパンで考えるので開始時の価格を気にしても仕方ない(積立投資なので結果的に価格が下がったときにはたくさん買える)
  3. 大事なのは配当額なので価格による評価損益を気にしても仕方ない

ということろですね。

特に3が一番大事で、評価損益がマイナスになっていようが、ロスカットされない限りは配当はもらえます。

株価指数CFDに積み立てる目的は、資産を積み上げていくうちは配当も再投資しますが、将来的にはその配当を享受することなので、評価損益はロスカットに抵触するレベルで悪化していなければ気にする必要はありません。

どう設計すれば良いのか

投資前の設計段階で、30万円につき1枚買うと決めているのであれば、リーマンショック級の下落には十分耐えられるので、そのくらいの不況が起きた時に、はじめて評価損益を気にして、証拠金の積み増し等を考えれば大丈夫です。

25万円につき1枚でも、3割下落までは大丈夫なので、リーマンショックに近いくらいの下落には耐えられます。

また、リーマンショックと言っても1日で3割下落したわけではなく、数日かけての下落なので、証拠金を積み増す時間的猶予はあると思います。

私もそれを見越して、当面は15万円につき1枚の投資としています。

ですが、前提として、不況時に証拠金を積み増せるだけの現金も用意しておく必要があります。

可能な限り金融資産にしておきたいという意見はもっともですが、万が一暴落した時の証拠金積み増しだけではなく、そのタイミングでさらに買い増すためにも、ある程度は現金で持っておきましょう。

私の場合は、株価指数CFD以外にも積立NISAや確定拠出年金、通常の積立投資をやっていますが、必ず同額の現金は口座に残しておくようにしています。

おすすめの証券会社は

株価指数CFDを扱っている証券会社はいくつかありますが、おすすめは岡三オンライン証券です。

手数料が安いのはもちろんのこと、Web、PC、スマホそれぞれでしっかりとした取引ツールが用意されており、非常に使いやすいです。

岡三オンライン証券 くりっく株365

おわりに

投資の仕方にはいろいろあるとは思いますが、インデックス投信に長期の積立投資というのは、投資の中でも限りなく正解に近いものだと言われています。

株価指数CFDはほぼその延長線上で捉えられ、レバレッジをかけることによるリスクをコントロール可能な範囲まで抑えることで、純粋に投資効率の良いインデックス投信として考えることができます。

もちろんリーマンショックとは比べ物にならない大下落が起きれば3割や4割の下落に耐えられる設計でもロスカットされてしまうかもしれません。

それはそれで心配ですが、逆のそこは底値で買える大チャンスという捉え方もできます。

どの範囲までならば自分の収入でコントロールできるかを最初にしっかり考えて設計することが一番大事で、投資のタイミングなんて二の次と言ってもいいくらいです。

これからも、いろいろな場合のシミュレーション結果を載せていきたいと思いますので、参考にしてもらえればと思います。

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