交付が始まったものの、いまいち必要性の分からないマイナンバーカード。
なんだかんだで1か月くらいかかりましたが、ようやく作成することができました。
せっかく作ったので、作成の手順やメリットについて紹介をしたいと思います。
マイナンバーカード作成の手順
マイナンバー通知カードを用意する
申し込みはWebからできるのですが、その際にマイナンバー通知カードに記載された申請書IDが必要になります。
仮にマイナンバーカードをなくしてしまっていても大丈夫、市役所で申請書IDを発行してもらえます。
ここで注意したいのが、マイナンバー通知カードをもう1度発行してもらうのではなく、申請書ID付きの交付申請書を用意してもらった方が良いということです。
マイナンバー通知カードをもう1回発行しようとすると、1か月くらいかかる上に、手数料も買ってしまいます。
ですので、かならず申請書ID付き交付申請書を発行してもらうようにしましょう。
(そもそもマイナンバー通知カードをなくすなという話ではあるのですが…)
Webページから申し込む
準備ができたら申し込みのWebページへGO
必要な情報を入力して、スマホで撮ったセルフィーをアップロードして終了。
ここはあっという間でした。
市役所からの連絡を待つ
ここがものすごい時間かかります。
ほぼ1か月くらいで、すっかり忘れたころにやってきます。
簡易書留で発行準備ができましたという内容が送られてくるので、受け取りに必要な本人確認書類を準備します。
運転免許証かパスポートがあればそれだけで大丈夫です。
ない場合は、保険証や年金手帳、社員証、学生証など、本人の氏名・生年月日、もしくは氏名住所が記載されているものを2点持っていく必要があります。
市役所へ受け取りに行く
後は市役所に受け取りに行くだけなのですが、事前に予約をしていないと、当日ものすごい待たされることになります。
混んでいるからというわけではなく、カードを作ること自体に時間がかかるようです。
事前に申し込んでおけば最初からカードができた状態でスタートできます。
この後、免許証などで本人確認を行うのですが、ここであわせてマイナンバー通知カードの提出を求められます。
もちろんなくしていたのでその旨を伝えたところ、紛失届を書くことになりました。
この紛失届、自宅内でなくしたのであればそれで終わりなのですが、外で亡くした場合は警察にも紛失届を出さないといけないそうです。
わざわざマイナンバー通知カードを外に持ち出すこともないと思うので、大抵の人は自宅でなくているのだと思いますが…
後はパスワードを設定して作成完了です。
ちなみに住民基本台帳カードや印鑑カードを持っている人は、マイナンバーカードに統合してもらえますので、持っていくのを忘れないようにしましょう。
マイナンバーカードのメリット
作り方を紹介したところで、次はマイナンバーカードのメリットの紹介です。
身分証明書になる
そりゃなるでしょうよ…とは思いますが、たとえばNISA講座を開設する際など、マイナンバーの提示と身分証明が必要なときはこれ1枚で事足ります。
ふるさと納税でも、マイナンバーカードの表裏のコピーを送るだけでワンストップ特例の申請が可能です。
ですが、メリットとは言ったものの、マイナンバーは簡単に他人に知られてはいけない代物なので、あまりほいほい身分証明として提出はしたくないですね。
一応マイナンバーカードのカードスリーブとしてマイナンバーの部分が隠れるものを市役所から貰えましたが、正直微妙です、知らない人にこのカード手渡したくないです。
身分証明賞として使うときは、マイナンバーを伝える必要のある時だけに限定した方が良いでしょう。
コンビニで各種証明書の発行ができる
はっきり言って、メリットはこれしかないです。
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
- 住民票記載事項証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書
- 戸籍の附票の写し
などなどです。
市役所よりも安いですし、休みの日でもOKです。
自治体によっては図書館カードやスポーツ施設の利用カード、ポイントカードとしても使えるところがあるそうです。うちの自治体はダメでした…
住民基本台帳カードと印鑑カードがいらなくなる
先ほど書いた通り、このふたつはマイナンバーカードに統合することが可能ですので、結果的に余計なカードを減らすことができます。
とはいえ、印鑑証明なんてここ数年で1回しか作っていませんし、住民基本台帳カードなんて使ったことすらありませんでした。
ですので、便利かと言われると微妙ですが、大事な割に使いもしないカードをいくつも持っているのも危なっかしいので、減らせるならそれに越したことはありませんね。
保険証の代わりになる(予定)
2021年3月から、原則すべての病院でマイナンバーカードを保険証として使えるようになるというニュースがありました。
ICチップから健康保険証の情報が自動的に病院へ送られるため、病院の職員が患者の情報を記録する必要もなくなり、処方歴の管理もできるようになるかもしれないとのことです。
過去の通院記録、処方記録もマイナンバーカードに紐づけて管理されて、病院に伝えることができるのであれば、かなりの無駄が減るのではないでしょうか。
一方でマイナンバーカードをなくしたら…という不安も大きくはなりますが、保険証として使う際にはマイナンバーカードの写真と本人で顔認証を取り入れる予定とのことですので、その辺も考慮はされているみたいです。
おわりに
以上、マイナンバーカードの作り方、注意点、メリットについてまとめてみました。
マイナンバー通知カードをなくして面倒になって作ってない人もいるかと思いますが、なくても大丈夫です!
メリットは正直そこまでではない気がしますが、これから徐々に便利になっていくと思います。
時間はかかるものの、今後マイナンバーカードがあると便利になるシーンも増えてくるはずなので、持っていない人はこの機会に作って見てはいかがでしょうか。
2019年2月現在でマイナンバーカードの利用者はわずか1割で、国としても電子化を進めるためにいろいろと取り組みを考えているようです。
マイナンバーカードと保険証の融合もそのひとつですが、これからも様々な行政サービスを一本化していって欲しいですね。
ただでさえ作るのに時間のかかるマイナンバーカード、便利になってくると作りたい人が殺到してなおさら時間がかかるかもしれませんので、人気のない?今のうちに作ってしまうのもひとつの手です。
作ろうか悩んでいる人、作ろうと思ってはいるけどやり方調べるのが面倒という人に、この記事が参考になればうれしいです。
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