女性のみならず、男性でも歳とともに増えると言われている便秘。
便秘対策として様々な方法が謳われていますが、やはり大事なのは食事に気を使うこと。
このブログで何度も紹介しているルイボスティーですが、便秘の治療中であっても安心して飲むことができるのです。
今回はその理由について紹介したいと思います。
ノンカフェインである
ご存知の通り、ルイボスティーにカフェインは含まれていません。
カフェインが含まれていると、利尿作用が働き、その分水分が不足してしまいます。
そうなると結果的に便が硬くなり、便秘の原因となります。
もちろん水分ですしミネラルが含まれているため多少の利尿作用はありますが、ノンカフェインである分、他のお茶と比較して利尿作用が低いのは間違いありません。
ミネラルが豊富
ミネラルは体の調子を整えるために必要なものですが、その中でも便秘に対してはマグネシウムが重要であると言われています。
マグネシウムは腸内で炭酸水素マグネシウムに変化し、浸透圧(ナメクジに塩をかけると水分が抜けるのと同じ原理)を維持するために腸内に水分を吸収し、結果として便が柔らかくなって便秘を解消します。
下剤にも使われているのでご存知の方も多いと思います。
ルイボスティーには豊富なミネラルが含まれていますが、ただ含まれているだけではなく、人間の体液に近い比率で含まれています。
そのため、ルイボスティーを日頃から飲むことで、マグネシウムの摂取をサポートすることができます。
ただし、これ自体は腸の状態を良くするというわけではないので、あくまで補助的なものとして考えましょう。
食物繊維が豊富
便秘の時は食物繊維が重要という話は誰もが効いたことはあると思います。
そして、ルイボスティーにも食物繊維は含まれているので、日頃から飲むことで食物繊維の摂取をサポートすることができます。
ただし、食物繊維の量としてはそこまで多いわけではないので、ルイボスティーだけで食物繊維を取ろうと考えずに、他の食品の補助として考えましょう。
酵素が豊富
腸内の悪玉菌は活性酸素を発生させるのですが、この活性酸素が腸の働きを阻害してしまいます。
そして腸の働きが鈍るとさらに悪玉菌が増えるという悪循環に…
もちろん人間には活性酸素を除去する機能は備わっているのですが、食生活の乱れやストレスによりその機能と活性酸素のバランスが崩れ、腸内環境が悪化してしまいます。
ルイボスティーにはSODと呼ばれる酵素が豊富に含まれていて、強い還元力を持っているため、日頃から飲むことで健康維持をサポートすることができます。
また、ポリフェノールの一種であるフラボノイドもたくさん含まれており、SOD様酵素と同様に強い還元力を持っているため、こちらにも健康維持のサポートが期待できます。
ルイボスティーのおすすめ3選
ルイボスティーの種類は大きく分けてレッドルイボスティー(一般的にルイボスティーと言えばこちらです)とグリーンルイボスティーのふたつがあります。
また、ブレンド商品もたくさん販売されているので、それぞれのメリットと、おすすめしたい商品を紹介したいと思います。
毎日続けるならレッドルイボスティー
ルイボスティーを継続して飲み続けるのであれば、まずはレッドルイボスティーをおすすめします。
お酒を飲んだ後や油っぽいものを食べてしまった後でも、ルイボスティーを習慣的に毎日飲み続けていくことで、健康的な胃腸の維持を強力にサポートすることができます。
レッドルイボスティーは値段が安く、だからといって有効成分が少ない訳でもないので、手軽に始めて、さらに長く続けられるという点でおすすめです。
レッドルイボスティーにもいろいろな商品が出ていますが、その中でもおすすめなのは、私も愛用している河村農園のルイボスティー。
グレードの高い茶葉を使用しているにも関わらず価格も抑えられていますし、品質の面でも有機JAS認定を受けていて安心の一品です。
商品によっても味わいがかなり違ってくるので好みのタイプを探すのが一番なのですが、まず最初に試して欲しいものはどれかと言われれば間違いなくこの商品です。
有効成分にこだわるならグリーンルイボスティー
グリーンルイボスティーはレッドルイボスティーとは違い、発酵させずに乾燥させて製造されています。
紅茶と緑茶の関係と同じですね。
ルイボスティー独特のクセがかなり弱くなっていて、レッドルイボスティーの味が苦手だという人でも、グリーンルイボスティーであれば飲みやすいという人も多いです。
あっさりとした口当たりなので胃もたれの時でも非常に飲みやすいというメリットもあります。
また、発酵させていないため、ルイボスティー茶葉の栄養素が失われづらいという特徴があります。
レッドルイボスティーに含まれる栄養素も十分多いのですが、グリーンルイボスティーではさらに多くなっていて、特にフラボノイドの含有量はレッドルイボスティーの10倍以上になっています。
グリーンルイボスティーは特殊な設備がないと製造できないため、値段が高くなりがちなのが弱点ですね。
グリーンルイボスティーでおすすめの商品は、ロイヤルTのグリーンルイボスティーです。
グリーンルイボスティーにも関わらずかなりの低価格を実現し、さらに有機JAS認定もされていて品質も文句なし、コストコでも人気の商品でAmazonでも購入可能です。
含まれる成分の違いはありますが、美味しく楽しみながら続けられることが大事なので、レッドルイボスティーとグリーンルイボスティーを両方試してみて、口に合っている方を選ぶのが一番ですね。
好みの味を探すならブレンドルイボスティー
ルイボスティーはさまざまなブレンド商品が発売されています。
黒豆茶とのブレンド、ハーブティーとのブレンドなどいろいろありますが、それらの一番のメリットは多くのバリエーションの中から好みを味を探せるということです。
デメリットとしてはブレンドしているものによっては、他の注意点が発生しうるということです。
いくら美味しいからと言って、カフェインが含まれるものとブレンドされていては本末転倒ですからね…
私がこれまで飲んでみて美味しいと思ったのはGASSのルイボスチャイです。
好みの分かれそうな味ではありますが、ルイボスティーのクセと香辛料がうまくあわさっていますし、とても体が温まります。
原料のルイボスティー自体もクラシックグレードを使用しており、品質も文句なしです。
健康に役立つ栄養素を補給しながら、さまざまな味を楽しめるのもルイボスティーのメリットですね。
おわりに
ルイボスティーにはさまざまな成分が含まれており、それぞれの積み重ねで、便秘の時でも安心して飲むことができるお茶になっています。
もちろんルイボスティーはあくまで健康維持のサポートであり、そもそもの食生活や運動を見直すことも大事です。
それと組み合わせることに意味があるのです。
特に運動不足の場合、筋力の衰えから便秘が悪化することもあるので、なるべく歩くようにするという程度の運動でも構わないので、実践していくことが大事です。
また、ストレスが原因の便秘も多いので、寝る前に温かいルイボスティーを一杯飲んで、リラックスして寝ることができればより良いですね。
値が張るものではなく、簡単につづけることができるのもルイボスティーの利点だと思います。
おすすめはオーガライフさんから出ている河村農園のルイボスティーで、おいしい上にコストパフォーマンスも良く、毎日飲んでも月に1,000円もかかりません。
味の好みは人それぞれだとは思いますが、健康維持への期待を抜きにしても、とてもおいしいお茶なので、まずは気分転換の一杯くらいの感覚で気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
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