奇跡のお茶と呼ばれるルイボスティー。
私とルイボスティーの出会いは、知り合いが妊活のためにと飲んでいたのを分けてもらったのがきっかけです。
正直、それまで名前も聞いたことがなかったのですが、インターネットで調べてみると様々な効果が謳われています。
ちょっとしたものから、眉唾物のようなものまで本当にたくさんありますが、今回は自身の経験も踏まえて、ルイボスティーに含まれる成分から考えて、これは間違いないと思えるものを紹介していきたいと思います。
ルイボスティーの特徴
ルイボスティーは健康維持に役立つ成分を補給するのに適しています。
誰でも聞いたことのあるものから、馴染みの薄いものまでたくさんありますが、これを理解することがルイボスティーの効果を理解することに直結するので、順番に見ていきましょう。
ノンカフェインである
これが日頃から飲むうえで最も大事な要素だと思っています。
眠れなくなることもなく、それこそ麦茶と同じくらいの気軽さで飲むことができます。
妊活中に飲む人が多いのも、ノンカフェインで安心して飲めるというところが大きいのではないでしょうか。
寝る前に温かいルイボスティーを一杯飲んでリラックス、そんな飲み方も可能です。
ミネラルが豊富である
ルイボスティーには豊富なミネラルが含まれています。
それも、ただ含まれているだけではなく、人間の体液に近い比率で含まれています。
中には体内で生成できないミネラルもあるため、ルイボスティーはそれらのバランス良い摂取をサポートできます。
ミネラルは体の正常な働きをサポートしますし、運動時の水分補給にも適しています。
また、スポーツドリンクのように糖分が含まれていないのもメリットのひとつですね。
フラボノイドが豊富である
体内にある活性酸素は、増えすぎると体内の正常な細胞も攻撃しはじめ、アレルギーの悪化や老化など、様々な体調不良の原因となります。
もちろん人間には活性酸素を除去する機能は備わっているのですが、食生活の乱れやストレスによりその機能と活性酸素のバランスが崩れてしまいます。
ルイボスティーに含まれるフラボノイドはポリフェノールの一種で強い還元力を持っていますので、そのようなときはルイボスティーでフラボノイドを補給してあげましょう。
ノンアルコールである
お茶なんだから当たり前だろうと言われそうですが、前段でお話ししたフラボノイド(ポリフェノール)の摂取については、コーヒーやワインが話題にのぼることが多いです。
ですが、特にワインとなると日常的に摂取するのは難しいですよね。
ルイボスティーであればノンアルコール、さらにノンカフェインなので、日常的に、いつでも摂取が可能です。
SOD様酵素が含まれている
ルイボスティーにはSOD様酵素と呼ばれる酵素が豊富に含まれていて、フラボノイドと同様に強い還元力を持っています。
両者を併せ持っていることが、ルイボスティーが健康維持に役立つと言われる所以ですね。
低タンニンである
タンニンという言葉は聞いたことがあると思います。
緑茶やコーヒーに多く含まれている成分で、あの渋みのもとになっているものです。
タンニンには緑茶で謳われるような様々なメリットがある一方で、鉄分と結合しやすいため、摂取しすぎると鉄分不足になる可能性があります。
妊娠中は特に鉄分の摂取が普段よりも必要になるため、タンニンを取り過ぎないようにと言われています。
その点、ルイボスティーであればタンニンの含有量は少ないため、安心して飲むことができます。
ルイボスティーの効果
健康を阻害しない
ルイボスティーの一番のメリットは健康を阻害しないことだと言えます。
カフェインやアルコールなど、取り過ぎることによって体に悪影響を及ぼすような成分が含まれていません。
また、妊娠中に避けるべき成分が含まれていないことも、妊活中の女性に好まれる要因のひとつでしょう。
ルイボスティーは、逆流性食道炎やアレルギーなどの場合や、便秘気味な時にも安心して飲めるお茶と言えます。
前述した健康維持をサポートする効果に加え、デメリットがないことが何よりの強みですね。
いろいろな症状の時について、ルイボスティーが安心して飲めるということを個別にまとめているので、参考にしてもらえればと思います。









リラックスできる
ノンカフェインでありながら、温めて紅茶のように飲むこともできます。
ミルクを入れてもおいしいので、寝る前に一杯飲んでリラックスすることができます。
安心して飲めることに加え、リラックスしてストレスを解消できれば、精神的な意味でも健康維持に役立ちますね。
ルイボスティーのおすすめ3選
ルイボスティーの種類は大きく分けてレッドルイボスティー(一般的にルイボスティーと言えばこちらです)とグリーンルイボスティーのふたつがあります。
また、ブレンド商品もたくさん販売されているので、それぞれのメリットと、おすすめしたい商品を紹介したいと思います。
毎日続けるならレッドルイボスティー
ルイボスティーを継続して飲み続けるのであれば、まずはレッドルイボスティーをおすすめします。
お酒を飲んだ後や油っぽいものを食べてしまった後でも、ルイボスティーを習慣的に毎日飲み続けていくことで、健康的な胃腸の維持を強力にサポートすることができます。
レッドルイボスティーは値段が安く、だからといって有効成分が少ない訳でもないので、手軽に始めて、さらに長く続けられるという点でおすすめです。
レッドルイボスティーにもいろいろな商品が出ていますが、その中でもおすすめなのは、私も愛用している河村農園のルイボスティー。
グレードの高い茶葉を使用しているにも関わらず価格も抑えられていますし、品質の面でも有機JAS認定を受けていて安心の一品です。
商品によっても味わいがかなり違ってくるので好みのタイプを探すのが一番なのですが、まず最初に試して欲しいものはどれかと言われれば間違いなくこの商品です。
有効成分にこだわるならグリーンルイボスティー
グリーンルイボスティーはレッドルイボスティーとは違い、発酵させずに乾燥させて製造されています。
紅茶と緑茶の関係と同じですね。
ルイボスティー独特のクセがかなり弱くなっていて、レッドルイボスティーの味が苦手だという人でも、グリーンルイボスティーであれば飲みやすいという人も多いです。
あっさりとした口当たりなので胃もたれの時でも非常に飲みやすいというメリットもあります。
また、発酵させていないため、ルイボスティー茶葉の栄養素が失われづらいという特徴があります。
レッドルイボスティーに含まれる栄養素も十分多いのですが、グリーンルイボスティーではさらに多くなっていて、特にフラボノイドの含有量はレッドルイボスティーの10倍以上になっています。
グリーンルイボスティーは特殊な設備がないと製造できないため、値段が高くなりがちなのが弱点ですね。
グリーンルイボスティーでおすすめの商品は、ロイヤルTのグリーンルイボスティーです。
グリーンルイボスティーにも関わらずかなりの低価格を実現し、さらに有機JAS認定もされていて品質も文句なし、コストコでも人気の商品でAmazonでも購入可能です。
含まれる成分の違いはありますが、美味しく楽しみながら続けられることが大事なので、レッドルイボスティーとグリーンルイボスティーを両方試してみて、口に合っている方を選ぶのが一番ですね。
好みの味を探すならブレンドルイボスティー
ルイボスティーはさまざまなブレンド商品が発売されています。
黒豆茶とのブレンド、ハーブティーとのブレンドなどいろいろありますが、それらの一番のメリットは多くのバリエーションの中から好みを味を探せるということです。
デメリットとしてはブレンドしているものによっては、他の注意点が発生しうるということです。
いくら美味しいからと言って、カフェインが含まれるものとブレンドされていては本末転倒ですからね…
私がこれまで飲んでみて美味しいと思ったのはGASSのルイボスチャイです。
好みの分かれそうな味ではありますが、ルイボスティーのクセと香辛料がうまくあわさっていますし、とても体が温まります。
原料のルイボスティー自体もクラシックグレードを使用しており、品質も文句なしです。
健康に役立つ栄養素を補給しながら、さまざまな味を楽しめるのもルイボスティーのメリットですね。
おわりに
ルイボスティーも最近はいろいろなところで取り扱われるようになりました。
ドトールなどの喫茶店でも、ノンカフェイン飲料として販売されていて、いろいろなバリエーションを楽しめます。
そしてやはり重要なのは手軽に始められる値段であるということ。
その辺のスーパーでも売っていますし、Amazonで注文することも可能で、私も良く愛用しています。
とりあえず試してみるのであれば、オーガライフさんから出ている河村農園のルイボスティーが、コスパも良く、淹れたお茶の色も濃く出て、とてもおいしいです。
味も変に甘いとか苦いとかではなく、毎日飲んでも飽きないおいしさ。
冬は温めて、夏は冷やして麦茶代わりに、一年中活躍できます。
水出しで手軽に淹れるのも良いですが、やはり煮出した方が茶葉の成分が溶け出し、味もおいしいと思います。
私も時間があれば夜に煮出して、冷蔵庫で冷やして次の日飲むようにしています。
ルイボスティーの入れ方ですが、以下の記事でまとめているので参考にしてもらえればと思います。

とにかく手軽に始められるルイボスティー、気になったらぜひ試してみてください。
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