ブログでは記事間の内部リンクがSEO的に重要だとよく言われます。
SEOでどう重要なのかはピンと来ませんが、少なくとも
という点で有効なのは分かります。
なるべく内部リンクを張るように意識はしていますが、記事が増えてくるとどういう状態になっているのか見返すのは難しくなってきます。
そこで今回、内部リンクを可視化して分析できるプラグイン「Show Article Map」を試してみたので、紹介したいと思います。
「Show Article Map」のインストール
- プラグインの公式ページからプラグインのzipファイルをダウンロードする。
- WordPress管理ページの左側からプラグインの新規追加を選択する。
- 「プラグインのアップロード」をクリックする。
- ダウンロードしたファイルを選択して「今すぐインストール」をクリックする。
- インストール完了後、「プラグインを有効化」をクリックする。
- インストールはこれで完了です。
「Show Article Map」の使い方
- まずは固定ページの作成を行います。管理画面の左側から固定ページの新規追加をクリックします。
- 新規の固定ページにshow_article_mapと大カッコで括って記述します。
- 記事を公開しますが、基本的に自身の分析用なので非公開としておきます。表示自体もかなり重いため、外部からアクセスされるとサーバに大きな負担がかかるとのことです。
- 固定ページを開いてしばらく待つと分析結果が表示されます。
- プラグインの設定は以上で完了です。
分析結果
このブログの分析結果は以下の画像のようになりました。
色がカテゴリを表現しています。
取りあえずぱっと見て分かったのは
といったところでしょうか。
同様に資産運用ブログの方も試してみたのが以下の画像です。
今度はごちゃごちゃと繋がりすぎているのが分かります。
実績紹介の記事が同じような内容、同じ内部リンクで毎週更新しているのである程度は仕方ないのかもしれません。
黄色や緑のカテゴリが赤のカテゴリと繋がるともう少しシナジーが生まれるような気もします。
おわりに
Show Article Mapを使うことで、簡単に内部リンクの状態を見ることができます。
これでごちゃごちゃしてて分かりづらいと感じたのであれば、きっとそれと同じことをブログ訪問者も感じているのではないでしょうか。
カテゴリ間の繋がりがなければ、訪問者の目は目的の記事にしか向かず、その記事は他の記事への導線にはなり得ません。
プラグインの作者の方も言っていますが、カテゴリ内では密接につながっていて、他のカテゴリとは緩く繋がっているのが理想の状態と言えます。
「Show Article Map」が特に活躍するのは、ブログの構成を変えた場合や、たくさんリライトをした後の前後比較だと思います。
結果が分かりやすく可視化されることで、内部リンクの貼り方もリライトと合わせて見直すことができます。
理想が分かったとはいえ、簡単にきれいに出来るものではありませんが、現在の状態を知るだけでも価値はあると思いますので、ぜひ一度試してみてもらえればと思います。
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