以前の記事でブログの記事数を作成月ごとに集計したのですが、これが思いのほかすんなりできなくて苦労しました。
WordPressの標準機能でも記事の一覧作成くらいあるだろうと思ったのですが見つからず、結局プラグインを探すことにしました。
運営報告の記事を書く場合などに、作成日や作成月ごとに記事の作成数を集計したいということは結構あるのではないでしょうか。
今回紹介する「WP All Export」というプラグインで、作成日のみならず、タイトルやカテゴリ、タグなどの様々な情報とセットで一覧を作成することができます。
そしてそれらすべてをCSVとしてエクスポートすることができるので、Excelに取り込んで表やグラフに加工することも可能です。
WP All Exportのインストール方法
通常のプラグインと同じインストール方法でOKです。
「WP All Export」で検索し、インストール後に有効化します。
WP All Exportの利用手順
- プラグインを有効化すると管理画面のサイドメニューに「すべてエクスポート」が表示されるのでクリックします。
- 特定の投稿タイプをクリックし、その下のボックスで「投稿」を選択。
- 「エクスポートファイルをカスタマイズします」をクリック。
- 編集画面が表示されます。
- 利用可能なデータから追加したい項目をドラッグ&ドロップで左の枠内に持っていきます。(不要な項目の削除もできます)
- 下に進んで「続行」をクリックします。「設定をテンプレートとして保存します。」にチェックを入れると今回設定したエクスポート内容を次回以降ワンクリックで使用できます。
- 「エクスポートの確認&実行」をクリックします。
- 「CSV」をクリックするとファイルがダウンロードされます。
以上です。
注意点
ダウンロードした一覧ですが、文字コードの関係か、そのままExcelで開くと日本語が文字化けしてしまうことがあります。
Excelで使いたい場合は、以下の手順でCSVファイルをインポートしてみてください。
- Excelのリボンから「データ」をクリック
- 外部データの取り込みにある「テキストファイル」をクリック
- 文字コードから「UTF-8」を選択してインポート
これで文字化けせずにエクスポートしたCSVファイルをExcelで使用することができます。
おわりに
説明はあっという間に終わってしまったのを見ても分かる通り、それだけ簡単に使うことができます。
今回はシンプルに一覧を作ってダウンロードしただけですが、定期的に一覧を作るような場合は項目の設定をテンプレートとして保存することをおすすめします。
カテゴリやタグのみならず、記事本文やカスタムフィールドなどなんでもエクスポートすることが可能なので、かなりかゆいところに手が届き、使い道がたくさんあります。
姉妹品で「WP All Import」というプラグインがあり、「WP All Export」でエクスポートした内容をExcel等で編集し、逆にWordPressに取り組むことができます。
残念ながらこちらは有料となっているため、使ってはいないのですが、ブログの構成見直しの時などには役立ちそうですね。
簡単にWordPressの内容をCSVにエクスポートできるプラグイン「WP All Export」、みなさんのブログ運営に役立ててもらえればうれしいです。
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